2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログを始めて一か月経ちました

今日でブログの記事を書き始めて一か月経ちました。 以前からブログをやりたいなと思っていて、今年の2月からイラストの練習を始めました。 ブログを一か月は頑張って続けようと、2月から記事をストックし何とか毎日更新することが出来ました。 そのストック…

息子の自閉症が判明するまで② 赤ちゃんの頃

息子は妊娠中も出産時も特に問題なく、無事に生まれてきてくれた。 妊娠中は毎日のように、「ちゃんと動いているかな、無事に産めますように」と思っていたので、 無事に息子が生まれてきてくれた時は、嬉しくて涙が出た。 この時はまさか息子に障がいがある…

息子の自閉症が判明するまで 赤ちゃんの頃①

父が軽度認知障害と診断されて以降、 父の病気が進行していくのが目に見えて分かるようになった。 父は食事をした記憶がすっぽり抜けてしまっていて、 一日に何度もご飯や冷蔵庫にあるものを食べてしまうことがあった。 父の病気も心配だったけど、同時に、…

息子の自閉症について 四コマ漫画を通して伝えたいこと

私が描いている四コマ漫画が、明日から息子の障がいが判明した頃にさしかかる。 このブログでは父が患っている「若年性アルツハイマー」という病と、 「自閉症」の息子について、 そして育児と介護の「ダブルケア」について描いていく予定だが、 息子の障が…

若年性アルツハイマーの父と 病気の進行を遅らせようと取り組んだこと

父の患っている若年性アルツハイマーという病気は完治できる病気ではないので、いかに今の生活レベルを保てるかが重要だと感じています。 私たち家族は、完治できない病気と聞いて、そこで諦めるのではなく、抗って、抗って、抗ってきました。 私たちは、ど…

MCI(軽度認知障害)と診断されてから取り組んできたこと 母手記

母手記 「そうそう、ここが違うね」 「早いね」 二人でよく脳トレの間違い探しをやっていました。 車で出かける時は、しりとりをしたり、二人でよく歌いました。 薬をきちんと毎日飲み、あまり負担にならないようにと思いつつ、 大好きな花や鳥の塗り絵や新…

父がMCI(軽度認知障害)と診断された頃⑥

母は休みの日はできるだけ父と散歩に出かけた。 適度な運動、食事にも気を配り、きちんと薬を飲ませることも忘れないようにしていた。 父は新聞のコラムの記事を毎朝写し書きし、日課にしていた。 その日あった出来事を一言書いていた。 また母の勧めで大人…

父がMCI(軽度認知障害)と診断された頃⑤

母は父が「MCI(軽度認知障害)」と診断されてとても驚いていた。 母は毎日のようにインターネットや本でMCIについて調べた。 MCIのまま長年とどまっている人もいると知り、 「絶対進行させない」 と、脳トレドリルに加え父のためにできることやれることを取…

MCI(軽度認知障害)と診断された頃④

私たち家族は、担当の先生と相談し父には「MCI(軽度認知障害)」を患っていることを言わないことにした。 今でもその決断が正しかったのか、間違っているのか分からない。 父も自分の異変に気付き一度だけ「俺は馬鹿になった」と言った。 その時は 「お…

笑って過ごして下さいの意味 母手記 主人がMCI(軽度認知障害)と診断されて

「笑って過ごしてください」の意味 母手記 MCI(軽度認知障害)と主人が診断を受け、進行していく姿に病院の先生に 「何をやったらいいですか?どうやって過ごしたらいいですか?」 と聞いた時の先生の答えでした。 私は何か具体的にこれをやるとよい、こう…

「笑って過ごしましょう」の意味 医師からのアドバイス MCI(軽度認知障害)と診断された時

父がMCI(軽度認知障害)と診断され、心配した母が先生に 「これからどう過ごしたらいいのか」 と尋ねた時、先生は 「笑って過ごしましょう」 「好きなことを沢山して下さい」 というアドバイスを下さいました。 当時は「どうして当たり前のことを言うんだろ…

MCI(軽度認知障がい)と診断された頃 ③

父が軽度認知障害と診断されて、 「進行させないためにはどうしたらいいか。」 と母が先生に聞いたところ 「毎日笑って過ごしてください。」 「好きなことを沢山してください。」 との回答だった。 当時、母は 「具体的に何をしたらいいか聞きたかったんだけ…

MCI(軽度認知障害)と診断された頃②

父の物忘れの症状が出始めて二年が過ぎた頃、ついに父の病名が判明した。 「MCI(軽度認知障害)」だった。 私は、「やっぱり」という気持ちと「若年性アルツハイマーにはなっていないんだ」と少し安堵した気持ちが入り混じりとても複雑だった。 母は、ずっと…

MCI(軽度認知障害)と診断された頃① ~父が若年性アルツハイマーになった第三章~

父の物忘れは進行する一方だった。しかし、母は諦めず「必ず良くなる」と信じていた。このような感じの脳トレ系のドリルを購入し、毎日のように続けていた。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentS…

ダブルケアの始まり⑥

この頃父は、物忘れがある以外は日常生活に支障はなかった。 この頃は息子の育児の方がはるかに大変だった。 息子が夜泣きで何時間も泣き止まない日が多々あり、父が私の代わりに息子を抱っこしてくれた。 日中も育児を手伝ってくれた。 三人で毎日のように…

「何で自分が」と言わない父 若年性アルツハイマーになっても

父は6年前から若年性アルツハイマーを患っています。 だけど、「なんで自分が」と言いません。 どんどん出来ないことが日に日に増えていく病気です。 様々なことを忘れてしまいます。 本人も支える家族も大変辛い病気です。 辛い中、私や母が何とかここまで…

ダブルケアの始まり⑤

「父が若年性アルツハイマーかもしれない」 そんな不安が頭から離れず、一人で隠れて何日も涙を流す日々が続いた。 だけど、どんなに涙を流しても生きていれば明日はやってくる。 父はずっと明るく日常を過ごしていた。 父が病気について語ることはなかった…

ダブルケアの始まり④

「神様、どうかお父さんが若年性アルツハイマーじゃありませんように」 何度願ったことか分からない。 どうしてこんなに優しい人が。 どうしてお父さんなの。 家族のために一生懸命働いてきて、退職したらお母さんと沢山旅行に行く予定だったんでしょ。 悪い…

ダブルケアの始まり③

まさか父が50代なのに認知症を発症するはずがないと思って、インターネットで調べた。「若年性アルツハイマー」という記事が目にとまり、震えが止まらなかった。まさか、父が。いや、違う。そんなはずない。頭の中でグルグルと何日も何日も考え続けた。(次…

ダブルケアの始まり②

当時、私は父の物忘れがストレスが原因ではなく何か脳関係の病気が原因なのではないかと疑念を抱き始めた。一方で母は、ストレスが原因だと信じていた。父はよく財布を無くし家族みんなで探し回ることがよくあった。バックの中身も、出先から帰ると全部だし…

ダブルケアの始まり① (ダブルケアが始まった日 父が若年性アルツハイマーになった第二章 全6話)

まさか自分が二十代で父の介護をするなんて思っていなかった。 母は父に代わり仕事に出ていたし、主人も仕事の都合で基本家にいない。(プライバシー配慮のため主人についてはこれ以上書きません) こうして息子が生まれたのと同時に、育児と介護のダブルケ…

若年性アルツハイマーになっても変わらない友情

父の元にはがきが届いた。 幼馴染みのCさんからだ。 「元気か?また電話する」と一言だけ書かれた手紙だった。 父も、母も、私もその一言がとても嬉しかった。 父とCさん 父は50代で若年性アルツハイマーになった。 病気の前、父はとても優しくてアクティブ…

父が若年性アルツハイマーになった⑥ ~再診~

初診から一年後、物忘れの症状が良くなるどころか少しずつ進行したため、再び物忘れ外来を受診することにした。 初めて病院を受診した時は、物忘れの原因はストレスだから、休めば良くなると思っていた。 しかし父の症状は少しづつ進行し、物忘れが増えてい…

父が若年性アルツハイマーになった⑤ ~初診から一年後~

最初は父の物忘れは、ストレスが原因だろうと皆が思っていた。 父は休職した後は、一人で旅行に行ったり、家事をしたりして過ごしていた。 本を沢山読んだり、バイクで出掛けたりして趣味を思い切り楽しんだ。 最近、母と「あの時お父さんを一人で旅行に行か…

父が若年性アルツハイマーになった④ ~休職した頃~

病院の先生のすすめで、父は休職することになった。 父の物忘れの原因はストレスだろうと皆が思っていた。 しかし私は父が休職すると聞いて、心配でたまらなかった。 毎朝父の様子を確認し、父が出先から帰ると安堵したことを覚えている。 母は、私とは逆に…

自閉症の息子が教えてくれたこと~息子のおかげで新しいことにチャレンジできた~

ダブルケアのブログなので、今日は息子のことを書こうと思います。 幼稚園生の息子は、わんぱくで明るい子です。 歌が大好きでいつも歌っています。 自閉症と知的障がいがあります。 今日はそんな息子から教えてもらった事を書いていきます。 自閉症の息子が…

若年性アルツハイマーの父の現在

こんにちは。 ももです。 現在、若年性アルツハイマーの父の介護6年目です。 ブログでは6年前の父の様子を一から振り返っているのですが、 父と私たち家族が現在、どのような日常を送っているか気になる方もいらっしゃるかと思うので、今日は父の日常の様子…

若年性アルツハイマー6年目の願い 母手記

ももの母手記 「できたよ」 洋服を着替えたその姿に大笑い。 「えーっ」 「テルテル坊主みたい」 だってその姿、下着の上に私のTシャツをフワッとかぶったまま。 大笑いした後、この病気はああこういうことなんだなと納得。 昔なら本当に笑わそうとして着て…

父が若年性アルツハイマーになった③ ~第一章 初診~

父が物忘れを訴えていたので、初診は総合病院の「もの忘れ外来」を選んだ。 初診から現在までずっと同じ病院だ。 初診で見てもらった先生の話だと、物忘れは 「疲れから来ている可能性がある」 とのことだった。 先生から休職届けを出して、一旦休んで様子を…