2021-01-01から1年間の記事一覧
父の若年性アルツハイマーは進行性の病気で治ることはない。 息子の障がいも治らない。 そして自分のメニエール病も治るか分からない。 日常生活に支障が出るほどのめまいと難聴。 この状況では、もう働けるのかさえ分からない。 将来のことを考えると恐ろし…
父の介護、息子の自閉症に加えて、自分自身もいつ治るか分からないような病気になってしまった。 一日中不快な耳鳴りとめまいに襲われるのは、大変なストレスだった。 父が私の代わりに英太を沢山見てくれて、本当に助けてもらった。 だけど、父の物忘れは悪…
メニエール病になってから、日常生活を送るのが困難になった。 歩くこともままならないので、這って移動。 常に吐き気があり洗面器が手放せなかった。 横になっても目が回ってしまう。 目を瞑っても、部屋が斜めになっている感覚がして中々眠ることも出来な…
メニエール病の発作の怖さはこれだけではなかった。 五時間、強烈な目眩に耐えた後、私の三半規管が完全におかしくなってしまった。 強烈な目眩がおさまっても、数ヶ月間フワフワ宙に浮いているような目眩はおさまらなかった。 まっすぐ歩けない。 常に揺れ…
ついに恐れていたメニエール病の発作が起きてしまった。 まるでバンジージャンプをずっと繰り返しているような気持ちの悪さだった。 今まで経験したことのないような、目が回る感覚だった。 床から頭を一ミリも動かせない。 めまい発作は五時間近く続いた。 …
聴力が低下すると、聞こえにくいことに加えて 耳鳴りがしたり、音の距離感が全く掴めなくなった。 どこで音がしているのかが全く分からなくなってしまった。 遠くで聞こえるはずの音が耳元で大音量で聞こえたり、 耳鳴りが激しく、真冬なのに常に鈴虫や蝉が…
一週間前から耳が聞こえにくくなっていたけど、そのうち治るだろうと思って 病院に行かなかった。 一週間後にさらに聴力が落ちてしまい、低い音がほとんど聞こえなくなってしまった。 病院に行くと、「メニエール病」と診断された。 めまいと難聴の病気と聞…
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発達外来にて、英太に自閉症の疑いがあることが判明した。 一歳半検診受けてから、頭の中では、おそらく英太は自閉症なのだろうと分かっていたけど、心のどこかで、何かの間違いであって欲しいと願っていた。 家族みんなに英太が発達障がいだって分かって欲…
英太の発達外来の日、私は 「これでやっと皆んなが英太の発達障がいを認めてくれるはずだ」 と思っていた。 病院では家庭での様子や生まれてからの発達の様子などの問診があった。 その後、先生はおもちゃのある部屋に行き、英太の遊ぶ様子を見ていた。 十分…
前回のブログにて「児童発達支援見学」について記載したので、今回は児童発達支援を利用するまでの流れをまとめました。 あくまでも、私の住む地域の利用の流れをまとめたものなので、お住まいの自治体にご確認いただければと思います。 ①利用を希望する事業…
初めて英太の成長について「一緒に考えよう」と言ってくれる人に出会えた。 これまで英太の発達障がいについて様々な人から 「様子見」と言われ続けていた。 私一人で頑張るしかないと思っていたけど、児童発達支援の先生が寄り添ってくれて、 一歳半検診の…
英太の誕生日プレゼントを買いに市外のおもちゃ屋さんに行った。 帰りに信号待ちをしていると、「発達外来」と看板に書いてあるのを見つけた。 県内で発達を診てもらえるのは、大きな病院しかないものだと思い込んでいたため、小児科でも診てもらえる所があ…
心も体もボロボロなのに、 「まだ大丈夫」 「耳鳴りもそのうち治るはず」と放置してしまった。 精神的に限界になってしまうと、 「人に頼る」 「相談する」 という行為さえ出来なくなってしまうのだと分かった。 人に頼るのも、人に悩みを話すのも、実はとて…
泣きながら寝た夜、起きると体に異変が起きていた。 片耳に水が入ったような感覚で、人の声(特に低い声)が聞こえにくくなっていた。 でもその時は、耳に水が入ったのだと勘違いして、一週間も放置してしまった。 そして、片耳からは常に蝉の鳴き声のような…
(次回に続く) とても暗い内容になってしまい、申し訳ありません。 描いていても、とても苦しい内容ですが、当時はこのようなことを思ってしまいました。 現在は何とか前向きに生きておりますので、 前向きになれたきっかけや出来事などを今後描いていく予…
息子の二歳の誕生日の前日、私は「寝たきりになりたい」と思ってしまった。 今まで感じたことのない不安襲って来て泣きながらいつの間にか眠ってしまった。 この日の出来事を以前記事にしたのでリンクを貼り付けておきます。 momofamily.net (次回に続く) …
親子教室の翌日は英太の誕生日だった。 一歳の誕生日の時は、英太が歩けるようになり、成長を沢山感じて心からお祝い出来た。 でも二歳の誕生日は、「もうすぐ二歳になってしまう」という不安な気持ちの方が大きかった。 二歳なのに喋らない。 二歳なのに指…
親子教室での出来事で、心が打ちのめされてしまった。 (次回に続く) ↓ポチッと応援お願いします にほんブログ村 前回のお話 momofamily.net 孤独な子育て momofamily.net 療育に通いたかった頃 momofamily.net
親子教室は、何も参加できないまま帰りの時間になった。 ママ友ができるかもと期待して来たけど、誰とも話す事なく終わった。 ただただ、より一層英太が他の子よりもパニックが酷いことを改めて認識するだけだった。 保健師さんは、英太をなだめるのを手伝っ…
楽しみにしていた親子教室。 友達できるかもしれないとワクワクしていた。 なのに、現実は、、、 英太は泣いてパニックを起こし、 親子教室の間ずっと泣いていた。 私と英太は二人だけ別室での対応となったが、 別室でも英太は泣き続けた。 私は親子教室が楽…
英太は親子教室の間ずっと泣きっぱなしだった。 愚図ったり泣いている子はいなかった。 発達が遅れている子向けの教室のはずなのに、 みんな言うことを聞いて椅子に座っていた。 もしかして英太は自分が思っているよりもずっと発達が遅れているのではないか…
半年待った市が開催する親子教室。 初めての療育。 親子教室では、リトミック、ダンス、手遊びなど様々な療育が行われていた。 みんなが楽しそうにダンスする最中、英太は泣き続けた。 せっかくの療育。 半年も待った療育。 英太は何一つ参加する事が出来な…
親子教室の翌日は英太の2歳の誕生日だった。 市が月に一回発達が遅れている子のために開いている親子教室。 半年間も待った。 やっと、やっと親子教室の日が来た。 初めての療育。 初めて、同じ境遇の人に会える。 英太と同じような子供に会える。 親子教室…
児童発達支援の見学の予約はすぐにできて、 市役所で受給者証が発行できればすぐに利用できるとのことであった。 自治体の療育園は半年以上待っていても、満員で入れない状況だった。 本当に偶然だけど、知れて良かった。 一歳半から利用できる施設もある。 …
児童発達支援というものがあるのを偶発的にインターネットで知り、 すぐに問い合わせをしてみた。 隣の市でも通うこともできるし、 送迎もしてもらえるとのことだった。 市役所で「受給者証」を発行してもらえれば 療育に通えるんだ。 全く知らなかった。 「…
児童発達支援事業所の存在を私は全く知らなかった。 このように、私はのどかな町に住んでおり、市内に児童発達支援の施設は無い。 そのせいか、情報が全く入ってこなかった。 一歳半の時点で、もしくはもっと早くこの情報を知りたかった。 ↓ポチッと応援お願…
私は独りじゃなかった。 忘れっぽくなった父を私がフォローするのと同様に 父も私を支えてくれていた。 (孤独な子育て 完) 次回に続く ポチッと応援お願いします↓ にほんブログ村 次のお話 momofamily.net 前回のお話 momofamily.net 療育に通いたかった頃…
家族に八つ当たりをしてしまった。 だけど、誰も英太が発達障害だとは思っていなかった。 私一人だけが気付いている状況。 英太が発達障害の可能性が高い根拠を言っても、 年齢も低いし、発達障害のチェック項目全てに当てはまるわけではなかったので、 誰か…
同じ境遇の人を探しても、そう簡単には見つからなかった。 同じ境遇の人と話をしたい。 辛さや大変さを分かち合いたい。 どこにいけば、そんな人と会えるのだろうか。 英太と二人だけ。 二人でずーっと水溜りを眺めたり 石並べを何時間もしたり 英太とどうや…