児童発達支援を利用するまでの流れ

前回のブログにて「児童発達支援見学」について記載したので、今回は児童発達支援を利用するまでの流れをまとめました。

 

 

あくまでも、私の住む地域の利用の流れをまとめたものなので、お住まいの自治体にご確認いただければと思います。

 

 

①利用を希望する事業所を決める

 

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私の住む地域の場合は、障がい福祉課にて「事業所一覧表」を作成しており、窓口でもらうことができます。

 

私の場合は、そもそも「児童発達支援」自体を知りませんでした。

 

 

息子が通っている事業所のホームページを偶然見つけて、利用したい事業所を決めた上で市役所に行きました。

 

 

今思えば、最初に福祉課に行き、どんな事業所があるのか相談した方が、他の事業者を比較検討しやすかったかと思っています。

 

 

市役所の障がい福祉課に行き、事業所一覧表で利用してみたい事業所を確認という流れの方が、時間と手間はかかるけど、様々な事業所を比較検討出来ると思います。

 

 

これも後から知ったのですが、県のホームページにも事業者一覧が記載されていました。

 

 

児童発達支援の利用を検討する場合は、まず市役所に行ったり、各県のホームページを確認するとスムーズなのではないかと思います。

 

 

また個人的な意見としては、療育園などで出会った同じ障がいを持つお子さんを育てているお父さん、お母さんからの情報はとても有益で、

 

 

「ここの事業所はこんな療育をしているよ」

 

 

「ここはこういった特徴があるよ」

 

 

など実体験の情報を貰えるので、とても有難かったです。

 

そういった意味でも親同士のコミュニケーションはとても重要なものだと思います。

 

もし事業所を検討している段階で、周りに相談できる方がいたら一度相談してみるのも良いかと思います。

 

②事業所の問い合わせ、見学

 

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利用を検討したい事業所が見つかったら、各事業所に問い合わせをし、見学の予約をします。

 

 

見学の際は、お子さんの発達状態や日常生活で困っていることをメモなどにまとめておくとスムーズかと思います。

 

 

息子の場合は、日常的にパニックになることが多かったので、正確に事業所に現在の状態を伝えられない可能性があったため、メモにまとめてから見学に行きました。

 

 

事業所にてお子さんの発達状態の確認、利用の必要性の有無などを相談していきます。

 

 

どのような療育、支援を行なって頂けるのかを確認します。

 

 

児童発達支援の事業所は、事業所によって特色は様々あります。

 

 

各ご家庭によって、児童発達支援を利用した方がいい、家庭で療育を行った方いいなど様々なご家庭の教育方針があるかと思います。

 

利用した方が良い悪いということは、様々な価値基準によって異なりますので、私からは言及しかねますが、個人的な意見としては、子供の伸ばしたい部分と療育環境がマッチしていれば、児童発達支援施設を利用してみる価値はあるのではないかと思います。

 

 

実際に、息子は運動が著しく苦手なので、運動面をメインで指導して頂ける事業所に通っています。

 

 

家庭で取り組めることも沢山ありますが、療育施設では、トランポリンや鉄棒、マット運動、平均台など家庭では用意しにくいものを施設では用意してくれています。

 

 

様々な設備が揃った環境の元指導して頂けるのは、息子の可能性を伸ばすのに有益なものだと考えています。

 

 

しかし、療育園にてママ友から教えてもらった情報の中には、事業所によっては良くない情報もありました。(具体的には控えますが、例えば職員の対応の問題や衛生面の問題など)

 

 

私の場合は、偶然にも息子の特性にあった事業所に巡り合い、その場で契約し現在も利用を継続しておりますが、様々な事業所を比較検討してみると良いかと思います。(私は様々な事業所を比較しようと思っていた矢先に自分が病気になってしまい、比較できませんでした(⌒-⌒; ))

 

同じ会社名の事業所でも、場所によって特色や療育内容が異なっていることもあるので、ホームページで内容を確認したり、実際に見学に行って療育内容、施設の雰囲気などを一度確認してみるとよろしいかと思います。

 

 

③受給者証の発行

 

 

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受給者証の必要性の有無を市役所で判定してもらいます。



私の住む地域の場合は、サービス利用の申請書を提出後に、市役所にて子供の生活状況などの聞き取り調査がありました。

 

 

その後、計画案の提出、支給決定という流れで申請し、約1ヶ月後に受給者証の支給が決定されました。(市の案内では1ヶ月から2ヶ月ほどかかると案内がありました。)

 

 

その後受給者証が郵送で届き、次は事業所と契約となります。

 

 

④事業所との契約

 

 

 

 

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事業所と契約を行います。

 

 

内容は事業所によって異なるかと思いますが、契約は一時間ほどで終わりました。

 

 

⑤サービスの利用開始

 

 

私の場合は、見学してから約1ヶ月ちょっとでサービスの利用開始となりました。

 

 

見学後も様々な手続きがあり、すぐに利用できるわけではありません。

 

 

面談、見学は息子を連れて行くので、パニックになる息子を見つつ話をするのは毎回大変でした(⌒-⌒; )

 

 

しかし、事前に息子の生活の様子をメモにまとめておいたので、息子をあやしている間、担当の方にメモを見ていただいて、足りない部分を質問して頂くという形だったので、メモがとても役に立ちました。

 

 

また、事業所には子供の好きなおもちゃが置いてある場合がほとんどですが、市役所での面談では、市役所内におもちゃが無いこともあるので、子供が愚図った時に遊べるようなおもちゃを持参しておくと良いかと思います。

 

 

利用にあたっては、何度も市役所や事業所に行ったり、様々な書類を提出しなければならないので、とても体力が入ります。

 

 

 

各事業所のホームページ等には、簡単な流れを記載してありますが、実際に手続きを行った私の体験談が少しでも役に立てればと思います。

 

 

 

今回は私の経験を元に、児童発達支援の利用流れを記載しましたが、手続きの流れは各事業所や自治体にご確認いただければと思います。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

(次回は発達外来のお話を書く予定です)

 

 

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